JINSに行った。伊達眼鏡を買うためではない。妻の眼鏡の再調整のためである。
どんな度なら強いのか弱いのかも分からない僕と違って、妻の眼鏡は大事なもの。顔の一部とかいうレベルを超えた必需品。表示価格のまま買おうとすると分厚いレンズになり、歪みが強くなるので、薄くしなければならない。いいお値段になる。
その割に、快適そうに使っている印象がない。
痛いとか落ちてくるとか、しょっちゅう言っているような気がする。
調整するためのJINSにも、何度も付き合った。蔓の部分を温めてくにゃくにゃっとやるやつ。かけ直して、「もうちょっと」とまた直す。
「どう?」と聞いても、いつも「うーん」みたいな感じで、またすぐに駄目になる。
引っ越しも終わってまあまあ落ち着いたので、近くのJINSへ行ってみた。
凄い人がいた。
いつものくにゃくにゃをやらない。
妻の顔を見て、眼鏡を見て、蔓を動かして、「ここの金属の輪っかがすり減ってます、たぶん」とねじを外す。片方はすり減り、もう片方はすり減りすぎて消えていた。
「古い型だから今のパーツで合うかどうか」と言っていたけど、合うのを見つけてくれた。
もう一度妻の顔を見て、鼻当てを違う型のものに替えてくれた。
妻に「どう?」と聞くまでもなかった。こんなのは初めてだった。
繁忙期の引っ越しで、各業者のろくでもない仕事を見せられてきた。
プロがいた。プロに会えた。
妻の喜びようを見ると、このJINSの人はもう、眼鏡屋さんを超えてお医者さんだなと思った。ちょっとつづく。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。