弟の目が「ぱっちり二重」だったのもあって、自分の一重まぶたは自然とこう、僕のアイデンティティになっていた。妹もまたHITOE、いや一重だったから、「お兄ちゃんと妹さんはお母さん似ね」みたいな言い方をよくされていて、そういうつもりで生きていた。
ところが、妹が高校に通っているうちに二重になってしまった。
アルバイトで金がかゆいところに届くようになった、ではなくて。
アレルギーで目がかゆいとこすっているうちに、なんか二重になってしまったという流れ。
そんな馬鹿な、と思っていたら、僕も二十代のどこかで二重になってしまった。
一重まぶたを自分らしいと思っていたので、「鏡を見て二重になっていたら必死こいて戻す」という闘いを日々繰り返して抵抗してたんだけど、ある日とうとう、どうやっても戻らない現実を認めなくてはならなくなった。
その容姿が天然かそうでないのかという騒動は今日もどこかで発生してるんだろうけど、「望むと望まざるとにかかわらず、自然に二重まぶたになっちゃうってことはある」を身をもって体験してると、「同じ理由で今は二重だったり、誰かの整形問題に冷静に意見するけど、全然信じてもらえない人」がどのくらいいるんだろうなという方に興味が湧くよね。
明日に続くよね。
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